vagrantの導入 1

仕事で検証機に仮想マシンを利用していて、管理方法ないかなーと探していたところ、
Vagrantというツールがかなり便利だったので、何回かに分けて紹介していく
VagrantとはVirtualBoxをコンソールから操作するためのツールである


1. Rubyのインストール
まだRubyが入っていない場合はhttp://www.ruby-lang.org/ja/からRubyをインストールする


2. VirtualBoxのインストール
https://www.virtualbox.org/からVirtualBoxをインストールする


3. Vagrantのインストール
準備ができたら、下記コマンドでVagrantをインストールする

$ sudo gem install vagrant

何もエラーが出なければインストール完了


4. 仮想イメージの入手
Vagrant用のBoxイメージを集めたサイトがあるので、そこから好きなOSを入手する
http://www.vagrantbox.es/

CentOSの場合だと以下のようにする

$ sudo vagrant box add centos_56_32 http://yum.mnxsolutions.com/vagrant/centos_56_32.box

何もエラーが出なければ追加完了
また、今どのイメージが追加されているかなどは下記コマンドで確認する

$ vagrant box list
centos_56_32


5. 仮想マシンの管理
一通り準備ができたら、いよいよ仮想マシンを作成していく
仮想マシンは以下のコマンドで作成する

$ vagrant init

これで仮想マシンが作成された
起動するには

$ vagrant up

と叩けば仮想マシンが起動する
また、仮想マシンのステータスは以下のように確認できる

$ vagrant status
Current VM states:

default up

仮想マシンsshするには以下のようにする

$ vagrant ssh

あとはここをテスト環境なりとして利用することができる
終了したいときは

$ vagrant halt

を実行し、仮想イメージを履きしたいときは

$ vagrant destroy

で破棄できる

便利!


また、configを編集して起動設定を変更できたり、自分でboxイメージを作成することもできるが、
このあたりはまた気が向いたときに追加します